コロナ後意識し内需株 「割安放置」を個人が物色
証券部 秦野貫
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株高が続く中で低位株に物色の矛先が向かってきた。17日の東京株式市場は新型コロナ禍で業績を伸ばすグロース(成長)株に利益確定売りが広がった一方、株価水準が低い景気敏感銘柄に資金が集まった。値動きの重さが嫌気されてきた一群だが、コロナワクチンの接種開始で経済の正常化期待がふくらみ、じわり見直しの買いが広がる。
「明らかに物色の対象が変わってきた」。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹氏は話す...

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