新規買いの若者、手じまいの高齢者 株高で進む世代交代
証券部 井沢ひとみ
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日経平均株価は16日も上値を追い、前日比383円高の3万0467円で取引を終えた。株価の上昇とともに、株式市場では個人投資家の世代交代が進む兆しが出てきた。若年層はデジタルトランスフォーメーション(DX)などのテーマ株を積極的に購入する一方、高齢層は株高で含み損が縮小してきた重厚長大銘柄の保有株を売却し、市場から撤退する動きをみせる。
16日はソフトバンクグループ(SBG)が昨年来高値をつけ、ファーストリテイリング

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