サムライ債、20年の発行額最低 コロナ禍の金融緩和逆風
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海外企業や政府による日本での債券の発行が急減している。2020年の円建て外債(サムライ債)の発行額は前年比約7割減の4912億円となり、00年以降で過去最低になった。新型コロナウイルスの感染が広がり世界の中央銀行が政策金利を引き下げ、これまで主要国に比べ金利が低かった日本で資金を調達する利点が薄れている。
金融情報会社のリフィニティブによると、20年のサムライ債の発行額はデータのある00年以降で最...
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