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藤田観光、一時6%高 赤字決算で「悪材料出尽くし」

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15日の東京株式市場で、藤田観光株が反発した。一時前週末比90円(6%)高の1717円まで上昇し、約5カ月ぶりの高値をつけた。前週末の取引終了後に、2020年12月期の連結決算を発表。新型コロナウイルス禍によるホテル事業の業績悪化などで過去最大の赤字額となったが、悪材料が出尽くしたと受け止めた個人投資家などが買いを入れた。

終値は72円(4%)高の1699円。売買代金は1.4倍の3億3700万円に膨らんだ。

最終損益は224億円の赤字(前の期は2億8500万円の赤字)で、赤字幅は過去最大となった。「ワシントンホテル」などのホテル事業での宿泊減が響いた。21年12月期の業績予想はコロナ禍の影響で算定が困難として未定にした。

コロナ禍での苦戦を織り込んで株価は長期的に下落基調だった。決算と同時に、資本増強策として婚礼や宴会などの会場として知られる「太閤園」(大阪市)の売却も発表した。21年1~3月期に約329億円の特別利益を計上するとしたこともあり、市場では「悪材料の出尽くし感が広がって株式の買い戻しが進んだ」(国内証券)。

もっとも、足元ではコロナ感染の再拡大などでホテル事業には不透明感が漂う。auカブコム証券の河合達憲氏は「株価が上値を追うための中期的な買い材料はまだ見当たらない」と話す。コロナ前は2000円台後半だったが、河合氏は「そのような水準に向かう展開は予想しづらい」と指摘している。

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