「高値づかみのワナ」を警戒 成長期待株、選別の動き
証券部 鈴木孝太朗
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日経平均株価の上昇が続き、相場全体の割安感が薄れつつある。その中で静かに進むのが株価指標で割高とされる水準まで買われてきた銘柄の選別だ。買われる背景にあった極端な低金利環境に変化の兆しが見え始め、一様に上昇してきた成長期待株に対する警戒がじわり高まっている。
14日の東京株式市場で日経平均は5日続伸した。取引時間中の上げ幅は一時500円を超え、節目の2万9000円に迫った。「海外投資家による物色の...
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