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日経平均PER、3カ月ぶり低水準 割高感和らぐ

企業の業績見通しの上方修正を受け、株価指標面で見た日本株の割高感が和らいでいる。日経平均株価の今期予想ベースのPER(株価収益率)は12日算出時点で23.3倍と、昨年11月9日以来約3カ月ぶりの低水準になった。日経平均は当時より4600円強上昇したが、通期の業績見通しの上方修正が相次ぎ予想1株当たり利益(EPS)が増えた。

日経平均の予想PERは株価上昇に伴い1月中旬に26倍台まで上昇したが、その後は低下に転じた。4~12月期決算発表が本格化し、通期の業績予想を上方修正する企業が相次いだためだ。日経平均採用銘柄の予想EPSは直近で1267円と昨年末比で2割弱増加し、日経平均が30年半ぶりの2万9000円台に乗せる中でもPERに基づく割高感は逆に後退した。

業種別では機械や電機、化学など景気に敏感な企業のPERの低下が目立つ。「製造業は期初時点で新型コロナウイルスが当面収束しない前提で保守的な予想を発表するケースが多かった。10~12月期でかなり業績に底入れ感が出て、通期予想の上方修正ができるようになった」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)。

PERの低下で割高感が後退すれば、その分だけ株価に上昇余地が出てきたともいえる。ただ、過去と比べれば足元のPERは依然として高水準にある。2010年代の日経平均のPERは平均で15倍程度だった。

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