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HIS、海外で人員・拠点3割削減 20年10月期最終赤字

HISはコロナで旅行需要の低迷が長引くとみてコスト削減を急ぐ

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は11日、海外で従業員と拠点を削減すると発表した。2021年度までに海外人員を一時解雇などで19年度に比べて3割削減。海外拠点も35%減らす。新型コロナウイルスの感染拡大で旅行需要の低迷が長引くとみてコスト削減を急ぐ。20年10月期決算で初の最終赤字になったことも発表した。

海外人員は4700人、海外拠点は175カ所まで減らす。海外子会社も再編する。国内では100店舗を削減。社員は新規事業や成長部門へ配置転換し、人員削減は実施しない。旅行商品のネット販売も強化する。

20年10月期の連結決算は、最終損益が250億円の赤字(前の期は122億円の黒字)だった。最終赤字は02年の上場以来初めて。売上高は前の期比47%減の4302億円。年間配当(前の期は33円)は見送った。

10月に第三者割当増資などで222億円を調達すると発表。20年10月末の自己資本比率は17.8%と、7月末(17.6%)からやや上昇した。10月末の現預金は952億円と前年同期から57%減った。19年11月~20年7月期の決算短信で記載していた財務制限条項(コベナンツ)には抵触しなかった。

20年11月~21年1月期の連結最終損益は63億円の赤字(前年同期は21億円の黒字)となる見通し。直近四半期より赤字額が縮まるものの、苦戦が続く。コロナ禍で合理的な算定が困難として、年間の業績・配当予想は未定とした。

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