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会計士合格者、4人に1人が女性 比率最高に

公認会計士を目指す女性が増えている。公認会計士・監査審査会によると、2020年の公認会計士試験の合格者数に占める女性の比率は24.6%に達し、06年の新試験制度への移行後では過去最高となった。女性比率はこの10年間で約7ポイント上昇した。協会や監査法人などの女性活躍に向けた取り組みの効果が表れてきているようだ。

20年の試験の合格者数は1335人で、うち女性は328人。願書提出者数は男女合わせて1万3231人で、合格率は10%の狭き門だ。男女の合格率はほぼ同水準で、合格者の女性比率が上昇しているのは志願者が増えているためだ。

日本公認会計士協会は16年に女性会計士の活躍を後押しする専門組織「女性会計士活躍促進協議会」を設置。30年度までに試験合格者の女性比率を30%へ上昇させるとの目標を掲げ、高校や大学で女子生徒向けに会計士の仕事を知ってもらうイベントを開催するなどの取り組みを進めてきた。

同協会の鈴木真紀江常務理事は「学生や保護者、教師などの間で会計士という職業への認知が広がってきた」と話す。20年の試験合格者の女性比率は医師国家試験(34%)や司法試験(25%)などほかの〝士業〟に迫る。

会計士の受け入れ側となる監査法人も時短勤務や育児支援制度などを充実させ、女性が働きやすい環境の整備に力を入れている。19年にはEY新日本監査法人の片倉正美氏が日本の大手監査法人では女性として初めて理事長に就任した。片倉氏は「公認会計士の業務は性別を問わず活躍できるフィールドがある」と語る。

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