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富士急、3日続落 感染再拡大で収益悪化懸念

銘柄診断

6日の東京株式市場で富士急行株が3日続落し、一時前日比195円(4%)安の4385円をつけた。新型コロナウイルスの感染再拡大や政府の観光支援策「Go To トラベル」停止継続の報道を受け、収益回復が遅れるとの懸念が高まっている。足元の株価水準には割高感もあり、個人投資家の売りが膨らんだ。

終値は175円安の4405円で、1%高だった業種別日経平均「鉄道・バス」に逆行した。山梨県などが地盤の富士急は、遊園地「富士急ハイランド」などレジャー関連の事業を主力とする。「感染拡大や『Go To』停止で首都圏から来る利用客が減る」(国内証券)との見方が強い。

富士急株はこれまで上昇基調が続いており、調整が入った面もある。足元の株価は2019年末比でなお4%高。昨年後半に「Go To」やワクチンが買い材料となり、「浮動株が少ないことに加え、買い戻しも入って株価を押し上げた」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役)ためだ。PBR(株価純資産倍率)は9・8倍と、西武ホールディングス(0・87倍)や小田急電鉄(3・04倍)と比べ高い。

21年3月期の下半期は最終黒字確保を見込むが、業績予想に感染再拡大は織り込まれていない。「株価上昇は当面は見込みづらい」(秋野氏)との声が聞かれた。

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