グローバリゼーション2.0
十字路
[有料会員限定]
格差や貧困問題、環境破壊、イスラム過激派の台頭などの直接、間接の原因としてグローバリゼーションが批判されることが多い。しかし2021年の課題を見据えたとき、必要なのはその否定ではなくバージョンアップだろう。
過去数世紀にわたって西側諸国の影響力は拡大し続け、ピークが1970年代から2010年前後までの「グローバリゼーション1.0」といえる。自由市場と民主主義を共有する西側、直近では米国が作り出す...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り546文字
関連キーワード