下落でこそ動く 国内勢が株押し目買い
証券部 須賀恭平
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4日の東京株式市場では海外投資家の売りが膨らんだが、出遅れていた国内投資家にとっては押し目買いの好機になったようだ。昨秋からの上昇の波に乗りきれず、このところ株価指数が下げる場面では積極的に買い出動している。新型コロナウイルスが収束した後に経済活動が活発になるとみている。
「もちろん買っています」。4日午前、国内運用会社のある中小型株ファンドマネジャーの声に、下げ相場への緊張感はなかった。
政府は...
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