ソフトバンクG、アリババの次も中国 好決算にリスクは
証券部 井川遼
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ソフトバンクグループ(SBG)が8日、2020年10~12月期の連結決算を発表する。4~9月期に前年同期の4.5倍、1兆8832億円と過去最高の純利益を計上した流れは変わらず、世界的な株高で利益拡大が続きそうだ。けん引役となる傘下の「ビジョン・ファンド」の投資先では中国勢の存在が目立つ。上場に向けた動きが活発化するなか、中国・アリババ集団を巡って改めて顕在化した政治リスクに懸念を抱く投資家も少なくない。
ビジョン・ファ...
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