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株や住宅価格、警戒水準 迫るバブルの足音

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新型コロナウイルスの感染拡大から1年。経済危機を防ぐため、各国政府や中央銀行は未曽有の財政出動や金融緩和を続ける。実体経済の回復は遅れ、行き場を失ったマネーが様々な実物資産に流れ込んでいる。平時ではあり得ない、いびつな姿は過去のバブルを想起させる。

中国河北省で伝統薬の材料を商う宋佳文氏は牛の胆石、牛黄(ごおう)の高騰に驚いた。4年前は1キログラム十数万元だった仲買人の提示価格は、50万元(約830万円)と約4倍に上昇。希少価値に目を付けた投機マネーによって価格は上がる一方だ。

子ども用のフェラーリのレプリカが1500万円、ワインのロマネコンティが1本4100万円、野球カードが1枚5億円超。オークションでは世界のあらゆる嗜好品に考えられない値段がつく。

新たな市場も生んでいる。2月19日、昔のコンピューターで書いたような類人猿のドット絵が1億円を超える値段で取引された。世界に一つしかないことをブロックチェーン技術で保証するデジタルアートで、市場規模はこの1年で400倍に急拡大した。

代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインは裏付け資産がないにもかかわらず、価格がこの1年で6倍以上に上昇した。米テスラがビットコインに投資をすると、連動して価格が上がる状況だ。

「バブルは崩壊して初めてバブルとわかる」と語ったのは、米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン元議長だ。仮想通貨からハイテク株、プラチナまで、市場で値が付く金...

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