日米金利、デカップリングに3つの理由
景況感・財政政策・金融政策
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米長期金利の上昇(国債価格の下落)が止まらない。バイデン米次期政権下での巨額の財政支出を巡る思惑から2020年3月以来の水準に上昇した。国内債にも売りを促す要因となっているが、日本の長期金利の上昇幅は限られている。日米の金利がデカップリング(分断)するのには3つの理由があり、日本の長期金利の足元での上昇は長く続かないとの見方は多い。
PMIの勢いや国債増発観測に差
連休明け12日の国内債券市場で長...
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