株高に追い風か、変調の兆しか 金利上昇リスクを読む
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「日本株全体はまだ割高ではない」。日本株に詳しい英系調査会社アーカス・リサーチ代表のピーター・タスカ氏はこう強調する。2月15日、日経平均株価が1990年8月以来、30年半ぶりに3万円の大台を回復した。
その後も株価は上昇。週後半は一服感も出たが、19日終値で3万円台を死守した。米国でもダウ工業株30種平均、S&P500種株価指数がともに史上最高値圏を維持する。
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