自動車の脱ガソリン「技術革新で克服」 官房長官
加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が政府が調整中の2030年代半ばに全ての新車を脱ガソリン車とする目標に懸念を示したことに関して「技術革新を通じて課題を克服したい」と述べた。

自工会の豊田会長は17日、政府が検討中の目標に関して「国のエネルギー政策に手を打たないと、自動車業界のビジネスモデルが崩壊する」と語った。
加藤氏は50年に温暖化ガス排出を実質ゼロとする政府目標を達成するため「自動車の電動化が不可欠だ」と強調した。電力分野でも「様々な選択肢を追求する」と説明した。
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