森氏発言「極めて不適切」 公明幹事長
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公明党の石井啓一幹事長は5日の記者会見で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視と受け取れる発言をしたのを批判した。「極めて不適切な発言で遺憾だ。男女共同参画を目指す社会の潮流と逆行する」と強調した。
辞任の必要性について「首相まで務めたので、出処進退は自身で判断される」と語った。森氏は4日、会長職の辞任を否定している。
自民党の佐藤勉総務会長は5日の記者会見で「決して適切な発言ではなかった。世界的にいろんな波紋を広げている」と言及した。「一丸となって五輪に向けた対応を進めなければならない」と述べた。