独禁法や特許法、中国で相次ぐ法改正 罰金など増額
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中国が企業向けに相次ぎ法規制を強化している。米中摩擦を受けて米国を想定した内容が目立つが、日本企業にとっても無関係ではない。独占禁止法や特許法が相次ぎ改正され、罰金や賠償額が大幅に増額される。通商関連の規制にも注意が必要だ。
中国の全国人民代表大会は2021年にも独占禁止法を改正する方針だ。08年の施行後、初となる改正案が20年1月に公表された。最も関心を集めているのが企業結合審査違反の罰金額の上...
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