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TCFDの意味を3つのポイントで解説!

若手のうちに知っておきたいビジネス用語

①正式名称はTask Force on Climate-related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)で、読み方はティーシーエフディー。気候変動がもたらすリスクが経営にどのような影響を与えるのかについて、試算や情報開示のあり方を考えるために作られたチームです。気候変動への注目度が高まる中、各国の中央銀行・金融当局や国際機関が参加する金融安定理事会(FSB)が2015年に設立しました。

②TCFDは気候変動リスクを2つに分類しています。「移行リスク」は石炭など特定の産業の技術が脱炭素化で陳腐化するといったリスクがあります。「物理的リスク」では水害などで設備が毀損されるリスクなどをあげています。こうした課題に対し、どのような経営体制でリスクを分析して実際の経営に反映しているのかといった、4つの視点から企業に開示を推奨しています。

世界的に脱炭素化への流れが加速する中で、対応を迫られる企業の戦略に関する記事の中で頻出します。例えば、キリンホールディングスはTCFDの提言に沿った形で、世界の気温上昇が4度と2度以下の2つで分析し、4度の場合は原材料のコスト増の影響が7倍になるといった試算を公表しました。ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みが投資判断の材料として重要性を増す中で、企業の対応は一段と加速するとみられます。

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