ロンドン外為28日 ユーロ、対ドルで小幅下落 米物価統計は予想に一致
【NQNロンドン=蔭山道子】2月28日のロンドン外国為替市場でユーロは対ドルで小幅に下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=1.0390〜1.0400ドルと、前日の同時点に比べ0.0020ドルのユーロ安・ドル高で推移している。
米政権が中国などに対して関税強化の方針を示したのをきっかけに世界景気の先行きに対する不透明感が改めて意識され、ユーロや英ポンドを売ってドルを買う動きが出た。月末とあって、ロンドン市場の値決めに向けてユーロ売り・ドル買いが増える場面があった。
28日発表された2月のドイツ消費者物価指数(速報値)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比2.8%上昇した。市場予想は小幅に上回ったものの、欧州中央銀行(ECB)が3月5〜6日の理事会で利下げを決めるとする市場予想を変える内容ではないと受け止められた。28日発表された1月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月や前年同月と比べた上昇率が市場予想に一致し、両指標に対するユーロ相場の反応は限られた。
円は対ユーロで下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=156円60〜70銭と前日の同時点に比べ50銭の円安・ユーロ高で推移している。円売り・ドル買いが増えた場面で、対ユーロでも円売りが出た。
英ポンドは対ドルで下落し1ポンド=1.2580〜90ドルと、同0.0040ドルのポンド安・ドル高となっている。








