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つみたてNISA対象、米国株式型が残高上位

投信ランキング

つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)が2018年1月にスタートしてから4年あまりが経過した。まとまった資金がなくても将来に備えて手軽に資産形成ができると、若年層を中心に口座数を増やしている。そこで、22年1月末時点のつみたてNISA対象ファンド198本(上場投資信託=ETFを除く)を純資産総額(残高)が多い順にランキングしたところ、上位には米国や全世界など、先進国株式に投資するインデックス型(指数連動型)が目立った。

「eMAXIS Slim 米国株式」が断トツ

残高が最も多かったのは、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の9376億円で、2位以下を大きく引き離した。業界最低水準の運用コストを目指すインデックス型ファンドシリーズの一本で、米S&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する運用成果を目指す。

同ファンドは2月10日に、インデックス型で初めて残高が1兆円の大台に乗せるなど、18年7月の設定以降、月次ベースで資金流入が続いており(つみたてNISA口座以外の流出入額も含む、以下同)、直近1年間の資金流入超過額は5748億円にのぼる。

2位は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)>」で4536億円。米国の大型株から中小型株まで4000銘柄超に分散投資する。17年9月の設定以降、月次ベースで継続して資金が流入している。

3位は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド<愛称:SBI・V・S&P500>」で4507億円だった。米S&P500指数(円換算ベース)に連動する運用成果を目指す。

人気に格差、残高が増えないファンドも

つみたてNISA対象ファンドを残高の区分別で見てみると、その格差が大きいことがわかる。22年1月末時点で1000億円以上のファンドは198本中18本、100億円以上1000億円未満が72本にとどまる。残りの半分以上(108本)は100億円未満で、このうち10億円未満が45本を占める。

残高が10億円に満たないファンドには、複数の資産に分散投資するバランス型が目立つ。また、残高トップと同じ米S&P500指数に連動する「NZAM・ベータ S&P500」も残高が1億3400万円しかない。金融庁のお墨付きを得てつみたてNISA対象となったファンドでも、人気の度合いに大きな差が生じている。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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