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2020年、海外株式アクティブ型に人気が集中

投信ランキング

2020年、世界の株式相場は新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の先行き不安により2月後半から3月後半にかけて大幅に下落したが、その後大きく反転し上昇基調が続いた。米ダウ工業株30種平均は史上最高値を更新し、日経平均も約30年ぶりの高値を付けて1年間の取引を終えた。国内公募の追加型株式投資信託(ETF、ブル・ベア型を除く)を対象に、2020年の年間で資金流入額の多かったファンドをランキングした。

首位は「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」で約7910億円。みずほ証券、みずほ銀行、みずほ信託銀行3社の販売であり、世界の株式を対象に、企業の競争優位性や成長力に加え、ESG(環境、社会、ガバナンス)への取り組みも評価し投資先を選定する。今年7月に運用を開始し、当初設定額が3830億円と歴代2位の大型設定となり、話題になった。

2位は「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド<愛称:ゼロ・コンタクト>」の約3825億円。同ファンドは世界のデジタルトランスフォーメーション(DX)関連企業のうち、飛躍的な成長が期待できる非接触型ビジネスを手掛ける企業に投資する。

3位と8位には「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」のDコースとCコースがランクインした。大手証券会社が販売に注力しており、企業の業績などのファンダメンタルズ分析と株価バリュエーション(投資尺度)に基づく銘柄選択を基本とし、主に成長性が高いとされる米国株式に投資する。

10本中8本が海外株式型のアクティブファンドで、好成績を背景に資金流入が拡大した。

ネット証券の台頭によりインデックスファンドへの資金流入額も増加しているが、大手証券が販売を注力する海外株式型のアクティブファンドにはまだ及ばない状況だ。

(QUICK資産運用研究所 小山乃正)

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