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インデックス型投信の純資産総額、15兆円突破

投信ランキング

国内公募の追加型株式投資信託で、日経平均株価や米S&P500種株価指数などの指数に連動する投資成果を目指すインデックス型の純資産総額(残高)が伸びている。2021年5月末に初めて15兆円を突破した(ETF=上場投資信託を除く、図表1)。対面販売の主力であるアクティブ型(積極運用型)とは依然として大きな開きがあるが、全体に占めるシェアは20%に迫りつつある。存在感が増すインデックス型投信を残高順にランキングしてみた。

つみたてNISA対象ファンドが上位

インデックス型投信の残高ランキングをみると、上位10本中7本は「つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)」の対象ファンドだった(図表2)。残高が最も大きいのは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の4384億円。1年間の資金流入額は2500億円強で、他のランキング上位ファンドと比較しても断トツだった。

5位の「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」もS&P500種株価指数に連動を目指すファンド。設定から2年弱と運用期間は短いが、残高1位の「eMAXIS Slim」よりも信託報酬を低く抑え、残高を拡大している。

「eMAXIS Slim」シリーズが人気

業界最低水準の運用コストを目指す「eMAXIS Slim」シリーズは1位のほかに2本ランクインし、人気の高さがうかがえる。6位は日本を除く先進国株式に投資する「先進国株式インデックス」、10位は新興国も含む全世界の株式に投資する「全世界株式(オール・カントリー)」で、いずれも資金流入が続いている。

日経平均連動型は資金流出

7位と9位は日経平均株価に連動を目指すファンドだが、両ファンドともに1年間の資金流入額は流出超となっている。特に1988年に設定された7位の「インデックスファンド225」は流出額が543億円と大きい。日経平均株価が歴史的高値圏で推移しているため、投資家から利益確定の売りが出ているものと推測される。資金流出入は国内株式型と海外株式型で明暗がくっきり分かれた格好だ。

(QUICK資産運用研究所 石井輝尚)

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