3月20〜24日の新規設定ファンド
来週(3月20〜24日)に予定されている国内公募投資信託の新規設定は13本。PayPayアセットマネジメントは22日に「PayPay投資信託インデックス アメリカ株式」を設定する。米国株式市場全体の動きを捉える「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)」との連動を目指す。信託報酬は年0.0806%程度と、同指数に連動するインデックス型(指数連動型)では最低水準の運用コスト。PayPay証券で販売する。

アセットマネジメントOneは24日に限定追加型の「One円建て債券ファンドⅢ 2023−03<愛称:円結びⅢ 2023−03>」の運用を始める。国内外の企業が発行する円建ての債券(劣後債などを含む)や円建てのソブリン債(国債や政府機関債など)に投資し、組み入れた債券を信託期間満了まで保有し続ける「債券持ち切り型」で運用する。信託期間は28年7月27日まで。千葉銀行や京都銀行などで販売する。
同じく24日に三井住友DSアセットマネジメントは「三井住友DS グローバル・ターゲット債券ファンド2023-03(限定追加型)」を新規設定する。世界各国・地域の米ドル建ておよびユーロ建ての債券(投資適格未満を含む)に投資し、「債券持ち切り型」で運用する。外貨建て資産には対円で為替ヘッジをする。信託期間は28年6月26日まで。販売会社は筑波銀行と名古屋銀行。
また、22日には朝日ライフアセットマネジメントが、24日には三井住友DSアセットマネジメントが、将来に向けてあらかじめ運用の目的を決めて投資する「ゴールベースアプローチ型投資一任運用サービス」専用のファンドを設定する。
(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)