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2月の投信、3カ月連続の資金流入超 

2月の国内公募追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)の資金動向は、設定額から解約額を差し引いて約4340億円の資金流入超だった(QUICK資産運用研究所推計、償還額を考慮しない)。資金流入超は3カ月連続。

投資対象の資産別では、海外株式型(QUICK独自の分類)に資金が集中し、8000億円近い資金が流れ込んだ。一方、国内株式型からは前月(270億円の流出超)を大幅に上回る2000億円以上の資金が流出した。日経平均株価が30年半ぶりに3万円台を回復し、利益を確保するための売りが出たとみられる。

資金流入超過額が多かったファンドを個別で見ると、先進国を中心とした海外の株式で運用するタイプのファンドが目立った。上位10本中7本が海外株式型だった。

資金流入が最も多かったのは、日興アセットマネジメントの「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド<愛称:ゼロ・コンタクト>」で505億円。20年7月の新規設定から月次ベースで資金流入が続いている。

2位も日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・プロスペクティブ・ファンド<愛称:イノベーティブ・フューチャー>」で502億円。好調な運用成績と資金流入が続いたことで、2月は純資産総額(残高)が1兆円を超える日が多かった。上位に組み入れている米テスラの株価が下落し、月末時点の残高は1兆円を割り込んだ。

3位は三井住友DSアセットマネジメントが2月10日に新規設定した「MFS米国中型成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」で475億円。投資対象が同じ「為替ヘッジあり」と合わせて577億円の資金が流入した。米国の取引所に上場している中型株式などに投資する。販売会社はSMBC日興証券1社。

一方、資金流出額の上位には投資一任サービス専用のファンドが目立った。日本株の上昇や金利の上昇で資産配分の見直しに伴う売りが出たとみられる。一般に販売しているファンドでは、「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」の資金流出額が210億円で最多だった。

レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」の資金流出額は45億円(前月は77億円)にとどまり、20年5月以来9カ月ぶりにランク外に退いた。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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