株安新局面、成長に限界 中国リスク再燃・インドに失望
日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一
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グローバル投資家の警戒対象は金利から企業業績へとシフトし、米株式市場の「弱気相場」は新たな局面に突入した。18日の米ダウ工業株30種平均が1100ドル以上急落した背景には、成長フロンティアの限界に対する投資家の不安の高まりがある。
小米(シャオミ)など中国スマートフォン大手3社の出荷削減観測が米国投資家の弱気心理を増幅し、米アップルは5%以上下落した。上海市のロックダウン(都市封鎖)によるサプラ...
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