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水素ステーションの整備が進む理由は?

2021年2月17日の日本経済新聞朝刊1面に「水素供給網 整備進む」という記事がありました。ENEOSホールディングス(HD)は市街地の給油所で水素充塡サービスを始めます。なぜ水素を供給するためのインフラ整備が進むのでしょうか。

ここが気になる

水素は燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンな燃料として注目されています。2050年に温暖化ガス排出実質ゼロを達成するには水素の普及が不可欠とみて、政府は消費量を2000万トン程度とする目標を掲げました。火力発電で化石燃料の代わりとして使われるほか、燃料電池車(FCV)の燃料として利用が期待されています。

FCVのインフラとなる水素ステーションの整備も欠かせません。これまで立地安全を巡る規定などが厳しく設置が進んできませんでしたが、規制緩和によって町中の給油所にも水素充填機の設置が可能になりました。ENEOSHDは2022年春から給油所でFCV向けの水素充塡サービスを開始します。岩谷産業も簡易型水素ステーションの建設を推進します。

政府は2030年にFCV80万台、水素ステーションを900カ所に増やす目標を掲げています。水素供給網のインフラ整備はこれから本格化するとみられています。またCO2の排出が多い鉄鋼業では水素を使った製鉄技術の開発に取り組んでいます。さまざまなビジネスで水素の活用が進みそうです。

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この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。都営バスのFCVにいつか乗ってみたいです。

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