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サカダチしている予算統制

一倉定「マネジメントへの挑戦」(3)

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故・一倉定(いちくら・さだむ)氏といえば赤字会社を次々に立て直した伝説の経営コンサルタントだ。その一倉氏の初期の書籍『マネジメントへの挑戦』を復刻した。その言葉は驚くほど普遍的な内容で、時代を越えて現代の我々にも迫ってくる。前回に続いて『マネジメントへの挑戦』の一部を抜粋して紹介する。 

「予算がないからダメだ」というのは、お役所のキマリ文句だと思っていたらそうでもない。企業体のなかにも多くみられる現象だ。新しい仕事をやらなくてもよい、こんなうまい囗実はない。ありがたい予算統制である。

反対に、「経費を予算以下でとどめた」といって、これが功績になる。なんとも不思議な現象である。

いったい、予算なるものは、いかなるカラクリによって組み上がっているのだろうか。

多くの会社では、それぞれの部門から、それぞれの計画とそれに要する予算が申請される。それらを合計して総合予算が算出され、全体の調整が行われる。

ところが、販売計画はいつも低めに提出され、製造の原単位は高めに、経費は多めに計上されている。

調整会議で、販売はもっとふやせ、原単位をもっと下げろ、経費は節減せよ、といわれるにきまっているからだ。そして、なんとかうまく説明して余裕のある予算...

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