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テンセント、日本でクラウド事業強化 ライブ配信強み

日経クロステック

中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の日本法人であるテンセントジャパン(東京・港)は3日、日本企業向けのオンラインイベント「Tencent Cloud Day」を開催した。この中で、同社のクラウド事業部門「テンセントクラウド」にとって日本国内で2カ所目となるアベイラビリティーゾーン(独立性の高いデータセンター群)を2021年に開設し、日本でのクラウド事業を強化すると発表した。

テンセントクラウド東北アジア地区責任者の趙剣南氏は「当社は世界27地域で事業展開する世界最大級のクラウドプロバイダーだ。19年に参入したばかりの日本市場でも急成長しており、ゲームや電子商取引(EC)などの分野にテンセントクラウドを積極的に売り込んでいきたい」と述べた。

趙氏は「日本のクラウド市場ではアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)など米国企業が強い」との認識を示したうえで、「当社は全ての分野でテンセントクラウドを売り込むのではなく、分野を絞って注力したい」とも話した。

具体的には、ゲーム業界向けクラウド、音声・映像のライブ配信向けクラウド、中国を中心に利用者が多い同社の対話アプリ「WeChat(ウィーチャット)」上で動作するミニプログラムを使った訪日外国人向けソリューションの3つを重点分野として挙げた。

ライブ配信について趙氏は「ウィーチャットのコミュニケーション機能として長年培った技術をテンセントクラウドで提供する。高画質や低遅延、人工知能(AI)による禁止コンテンツの検出などに強みがある」と述べた。この技術を基に、中国の北京地下鉄で約5万人の従業員が、80ミリ秒の低遅延でオンライン会議ができるツールを活用しているという。

(日経クロステック/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経クロステック 2020年12月3日掲載]

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