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東出昌大さん 映画で天才ボクサー役

「ジムに通い体を鍛えた」と語る東出昌大さん

「自分の出演映画を劇場で見ることはあまりないが、本作は必ず見に行きたい。雲間にのぞく太陽の光を浴びながら日なたぼっこをする、そんな温かい作品だから」。9日公開の「BLUE/ブルー」は、挑戦者を象徴する青コーナーで戦うプロボクサーの姿を描いた青春群像劇。試合に負け続ける瓜田(松山ケンイチ)の後輩で強さと才能を併せ持つ小川を演じた。

約30年ボクシングジムに通い続けている吉田恵輔監督のオリジナル作品。「犬猿」「ヒメアノ~ル」など人間関係の愛憎をスリリングに描くのが吉田作品の特徴だが「本作は登場人物の感情がストレートに描き出されていて、過去作にはないピュアな作品になっている」と手応えを語る。

12年のデビュー以降、映画出演の際には監督の作品をできる限り見て、脚本を読み込み、技術的な準備を整え撮影に臨んでいる。「今回はプロボクサーに肉薄するためジムに通い体を鍛えた。トレーニング相手は全員プロ。脇腹にパンチをもらう練習では肋骨を折った。脳に障害のある役なので経験者にも話を聞いた」

ボクシングの聖地、後楽園ホールでも撮影した。「使えたのは48時間。スタッフも出演者も天下分け目の合戦に出陣するようだった」。全試合を撮り終えるため徹夜で臨む人もいた。「必死の撮影はボクシングに人生を懸ける人々の姿となって映り込んでいる」

昨年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受けた「スパイの妻」では主人公を淡々と追及する憲兵を好演した。「主役は受け身の演技を求められるが、脇役は主役を刺激し変化させる能動性が必要。その違いは意識している」。憧れの俳優は笠智衆と森雅之。33歳。

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