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「誰も詠まなくなっても、自分だけは」17音の鎮魂歌

災厄と文化(4)葛藤する俳句

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俳句のイメージ覆した震災

17音の内に季語を入れて表現する俳句は、災害や社会問題を扱うには適さない。東日本大震災はそんなイメージを覆す句を数多く生んだ。

 さくらさくらさくらさくら万の死者 桃心地

2011年4月の日本経済新聞俳壇に掲載されたこの句を、選者の黒田杏子は「国民的鎮魂歌」と評した。作者の桃心地は岩手県大船渡市に住む。この10年、季節を問わず、一貫して震災にまつわる句を詠み続けてきた。...

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東日本大震災10年

インフラ整備や産業・文化の復興、原発、防災、そして地域に生きる人々の10年とこれからをテーマにした記事をお届けします。

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