就職 辻惟雄さん「私の履歴書」まとめ読み
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美術史家の辻惟雄さんは東京大学に進学後、医師になるのを諦めて美術史を学び、博士課程まで進みました。そして大好きな美術に関する仕事を生涯していこうと、東京国立文化財研究所(現独立行政法人国立文化財機構東京...
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美術史家の辻惟雄さんは江戸絵画史の研究に新風を吹き込み、伊藤若冲らを「奇想の画家」という視点から紹介し、一大ブームを作りました。岐阜の産婦人科医の次男として医師になるべく東大に入ったものの、医学部での学業を断念し文学部に進みました。挫折の連続だったという辻さんが美術史でいかに独自の世界を築いたか、知られざるエピソードを交えながら明かします。