直木賞受賞の西條奈加さん「幸不幸はイーブン」
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初の候補で直木賞を射止めた。「文学賞は当たったらいいな、と夢を持てる点で宝くじと似ている」と話していた。いざ受賞したら「もちろんうれしいですが、今後どうしたらよいのかという不安も生じた」と打ち明け、「やはり幸不幸(の量)はイーブンだと思います」と気を引き締める。
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