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マリンバとクラリネットで多彩な音楽 ストルツマン夫妻

マリンバのミカ・ストルツマン㊨とクラリネットのリチャード・ストルツマン

米国在住のマリンバ奏者、ミカ・ストルツマンと、夫でクラリネット奏者のリチャード・ストルツマンが1月末から2月にかけ、日本で相次ぎコンサートに出演する。2020年は新型コロナウイルスの影響で、出演したのは配信公演2つのみだったという2人。「とてもさみしかったが、一緒に練習に取り組んだ」(リチャード)。その成果として、多彩な音楽を聴かせる。

2月27日の王子ホール(東京・中央)は、ミカが2000年に東京デビューを果たした縁深い会場だ。クラシックの作品は、バッハが中心となる。無伴奏バイオリン・パルティータ第2番の「シャコンヌ」と無伴奏チェロ組曲第3番はミカがソロで奏でる。自ら編曲し、ここ数年毎日練習しているという。ミカが「バッハは1音1音すべてが重要で、意味がある。いつも新しい発見がある」と言えば、リチャードは「バッハの音楽は完璧。演奏家にとってはいつも挑戦だ」と応じる。2人ではシンフォニア第11番に加え、リチャードが敬愛するブラームスのインテルメッツォを演奏する。

名だたるミュージシャンによる新しい作品も披露する。前衛的な音楽を追求してきたジョン・ゾーンは、2人のために「アニマ2020」を書いた。「とてもワイルドで、エキサイティングな曲だ」(リチャード)。挾間美帆はビートルズの「ミッシェル」を10分ほどの大曲にアレンジした。ミカは「コロナで時間だけはたくさんあったので、新曲を書いてもらったり、やってみたかった曲をアレンジしてもらったりすることができた。レパートリーの幅が広がった」と振り返る。チック・コリアによる「バースデイ・ソング・フォー・ミカ2019」(マリンバ独奏)なども演奏する。

リチャードの盟友だった作曲家、武満徹が2月20日に没後25年を迎えるのに合わせた配信企画にも出演する。リチャードは武満の遺作「エア」を披露する予定だ。フルート独奏曲だが、リチャードだけクラリネットで吹くことが許可されている。

コンサートは1月31日、2月11、13、23日にそれぞれ福岡、名古屋、鹿児島県阿久根市、京都でも開催する。

(西原幹喜)

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