わかる古典落語家に 漫画家 内田春菊
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久しぶりに落語をやりました、と言うとそれだけで感心してくれる人がいる。やるだけなら誰にでも出来(でき)るのに。落語って登場人物が何人かいて会話で進んでいくから一人芝居より覚えやすいし、演者は自分一人だから間違えても気づかれないので楽! 大正大学で非常勤講師をやってますが、学生たちにも毎年オリジナル落語会をしてもらってました。
今回の演目は「たらちね」。古典はこれと「死神(しにがみ)」しか経験なし...
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