「感染症の世界史」石弘之著 コロナ禍に示唆、図解も
ベストセラーの裏側
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(角川ソフィア文庫・1080円)▼コロナ禍で再注目された文庫版(左)が版を重ね、新たに刊行した図解版の装丁は同じようなデザインを採用し、カラフルな色合いにした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染症について改めて学びたいとの意識が高まっている。感染症と人類の歴史を分析した『感染症の世界史』(角川ソフィア文庫)も売り上げが急増した一冊だ。著者の石弘之氏は新聞記者やザンビア特命全権大使をへて、大学...
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