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水川あさみ主演連続ドラマ、女同士の複雑な友情描く

水川あさみ(右)と山田真歩が女同士の複雑な友情を演じる

SNS(交流サイト)が生活に深く根を下ろしている時代を背景に、女性同士の友情と他者との距離感をテーマにした連続ドラマが始まった。BSテレ東の土曜ドラマ9「ナイルパーチの女子会」(1月30日から毎週土曜夜9・0)だ。山本周五郎賞などを受賞した柚木麻子の同名小説を原作に、水川あさみが主演している。

水川演じる栄利子は、大手総合商社でバリバリ働く一方、同性の友人がいないことに悩んでいる。そんな彼女が楽しみにしているのは、「おひょう」と名乗る専業主婦の翔子が脱力気味につづっている日記をSNSで読むこと。翔子が同じ街に住んでいることに気づき、本人と偶然出会い、意気投合する。だが、再会を約束しながら返信を寄こさない翔子に不安を抱き、栄利子の言動は常軌を逸していく。

撮影が始まる前は「栄利子の性格や考え方、ゆがんだ他者への愛情が理解できなかった」と水川は振り返る。「私の性格とは正反対。『難しいぞ、これは』と思っていたが、演じる中で好きになっていった」という。「ぐっと苦しくなる部分もあるが、自分の心の奥底にある心情に触れるきっかけになるドラマになれば。女性は誰しもどこかに共感できると思う」と語る。

一方、翔子を演じる山田真歩は「栄利子が硬質なダイヤモンドとすれば、翔子はやわらかに漂う水のよう」と2人のキャラクターの違いをこう表現する。「全く理解できない相手が目の前に現れた時、どう歩み寄るか。この作品はそういう部分がすごく描かれ、単純な物語ではない。(視聴者に)いろいろな見方をしてもらえたら成功かなと思う」と語る。

新型コロナウイルスの感染防止対策をしながら撮影した。「コロナに限らず、どういう状況であれ、自分たちはそこ(カメラの前)に立って芝居をする覚悟を持たないといけない」と改めて実感したと水川は言う。山田は「(撮影現場は)最小限のスタッフとキャストだったが、少人数だからこそ皆でアイデアを出し合って1つの作品をつくることができた」と振り返った。

(関原のり子)

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