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餅つき 小説家 小山田浩子

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子供のころ、年末の休日に餅つきをするのが決まりだった。祖父母の家の裏の土間に近隣に住む親戚が集まる。餅つきの日はなぜかよく雪が降った。灰が舞っているのかと思うと雪で、それが初雪の年もあった。

外の釜に薪をくべて餅米を蒸し、石でできた臼に入れる。湯気が甘い。今度は誰がつくか、わしがしょうか、俺いくよ、おお頼もしいのぉ、腰をやりんさんなよ、ほいじゃあわしが返そう、せえの、水につけておいた杵(きね)を持...

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