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生きなおすための小説 作家 南木佳士

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40歳前後、心療内科に通っていたころは心身の疲労で読み書きができなかった。そんな状態が3年ほど続いたのち、リハビリのつもりで小説を再開した。

祖母に育てられた上州の山村での暮らしを想(おも)い出しつつ、箱庭のごとき世界をことばで築いていると、もう一度この場所から生きなおせそうな気がしてきた。

東京の高校を出て1浪しながら、結局は都落ちせざるを得なかった悲哀を自己増殖させ、屈折に屈折を重ねながらも医師国家試験に受かる程度の勉強だけはしていた北国の医学生時代の追想。

肩の力の抜けたこの2作は書き上げてすぐ編集者に送り、手直しもなく本になった...

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