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ジャニーズJr.主演ドラマで日本文学の魅力伝える

「文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」に主演した人気ユニット「少年忍者」

夏目漱石ら日本の文豪たちの名作を現代の視点で翻案し、人気アイドルの出演で映像化するオムニバスドラマ「文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~」が3月21日からWOWOWプライム(毎週日曜日、午後11時)で始まった。「作品に触れるハードルを低くし、日本文学の面白さを若い世代に伝えたい」と井上衛プロデューサーは意気込む。

太宰治「走れメロス」、森鷗外「高瀬舟」といったおなじみの作品から、夏目漱石「二百十日」、夢野久作「空を飛ぶパラソル」など10作品を取り上げ、全10話のドラマにした。芥川龍之介「蜘蛛の糸」を原案にした「クモの糸」は、少年刑務所に入所している少年が主人公。祖母の体調が悪いと知った少年は、1匹の猫に導かれるように塀から垂れ下がった1本のロープを見つける。宮沢賢治の「注文の多い料理店」は「注文が多い店には気をつけろ」と題したSF学園ストーリーへと大胆に生まれ変わった。

小松屋たからの名前で脚本も担当した井上衛プロデューサー

小松屋たからの筆名で脚本も担当した井上プロデューサーは「原作をそのまま映像化して解説するようなドラマにはしたくなかった」と語る。「原作となった小説は(著作権の保護期間が過ぎた)パブリックドメイン。これらをもとに後世の人間が想像力を膨らませ、新しいエンターテインメント作品を生み出すのもパブリックドメインの意義ではないか。現代的な視点を取り入れたり、違う角度から作品を捉えなおしたりしてドラマをつくった」という。

ジャニーズ事務所に所属するジャニーズJr.の内部で、2018年に結成した人気ユニット「少年忍者」のメンバーが各話の主演をつとめた。メンバーそれぞれの個性を見て脚本を書いたという。「漱石や太宰らの作品は今読んでも面白いが、『学校で読まされた』と感じている人も多い。このドラマをきっかけに自ら読みたいという意識を持ち、将来のクリエーターの誕生につながれば」と井上プロデューサーは期待する。

(関原のり子)

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