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ドラムの川口千里が新作「手数だけじゃない」

「自分の感情をドラムに乗せられるようになりました」と語る

猛スピードで疾走するドラミングで「手数姫」の異名を持つドラム奏者、川口千里(24)が新作アルバム「Dynamogenic(ダイナモジェニック)」を発表した。「リスナーの活力になりたい」との思いを「活力源」を意味するタイトルに込めた。

2016年末に発表したメジャーデビュー作では米ロサンゼルスで現地の名手と共演した。あれから4年。新作は「近年、ずっと一緒にライブで演奏してきたレギュラーメンバーとの『バンド感』をテーマに作りました」と明かす。ベースが桜井哲夫、ギターは菰口雄矢、キーボードは安部潤と実力者ぞろいだ。「みんなでスタジオに集まって、昔ながらの4人同時録音。後からの多重録音はしていません。コロナの影響で人との接触が難しい中で、バンドのきずな、一体感を再認識しました」と振り返る。

「前作から進歩したと思うのは作曲。自信を持って作れるようになりました」。新作では全9曲のうち3曲を自作している。「メロディーは鼻歌で作るのですが、このメンバーで演奏すると自分の想像を超えてくる。それが大きな喜びでした」と語る。

メンバーにも作曲を依頼し、それぞれに違う注文を出した。「例えば菰口さんには跳ねるようなシャッフルのビートの曲を作ってもらいました。実はシャッフルビートでドラムをたたくのは苦手なんです。私の課題の一つ。やらないと上達しないので、あえてオリジナル曲として作ってもらって挑戦しました」と笑う。

子どもの頃からネットに演奏の動画を投稿し「天才少女」として世界の注目を集めてきた。「野球にたとえれば、最近は速球だけでなく、遅い球も覚えました。手数で押す時は押しますが、引く時は引けるようになったので、自分の感情をドラムに乗せられたかなと思います。新作ではそのあたりも聴いていただきたいですね」と語った。

(吉田俊宏)

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