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羽毛田丈史、還暦記念のピアノアルバム

「クラシックのエッセンスをポップに聴かせたい」と語る

作編曲家の羽毛田丈史(60)が還暦を迎えたのを記念し、ピアニストとしてのソロアルバム「PIANO 60's」を発表した。書き下ろしの新曲に加え、ビートルズの「ノルウェーの森」や映画「海の上のピアニスト」の劇中歌「愛を奏でて」のカバーなどを収録している。「普段はドラマや映画などの音楽を注文に応じて作曲しているが、本作は何の制約もなく、ピアニストとしての自分を解き放って制作した」と語る。

ジャズクラブでピアノを演奏した修業時代を経てファンクバンドでデビューし、ドラマやドキュメンタリー番組の音楽を手がけ、葉加瀬太郎やゴンチチ、小松亮太ら国内外の音楽家が多数出演するコンサートツアー「live image」の音楽監督兼ピアニストを務めるなど、様々な経験を積んできた。「そうした自分の歴史が自然とにじみ出た作品になった」と話す。曲調はバラエティーに富んでいるが、すべて「羽毛田節」ともいえる癒やしのピアノで統一されている。

「キース・ジャレットやチック・コリア、ブラッド・メルドーのようなリリカル(叙情的)なジャズピアニストが好き」と言う。映画音楽ではエンニオ・モリコーネやジョン・ウィリアムズらの名を挙げる。「クラシックの要素をうまく消化して、ポップに親しみやすく聴かせている」からだ。「叙情性」や「クラシックの要素」「ポップに聴かせる」といった在り方は「僕が目指している音楽でもある」と明かす。

新曲の一つ「ア・デイ・イン・ノアン」は「自分が想像した架空の映画のサウンドトラック」だ。「ショパンと恋人の暮らしを描いた映画で、音楽にはショパンらしい和音を使うなど、随所にピアノ詩人への思いを込めた」という。

新作を中心としたソロコンサートも予定している。2月19日名古屋・電気文化会館ザ・コンサートホール、同20日大阪・ムラマツリサイタルホール新大阪、同23日東京・サントリーホールブルーローズ(小ホール)。

(吉田俊宏)

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