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安部龍太郎「ふりさけ見れば」(377)

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「真備、朕とそちは似た者同士だな」

聖武上皇が宙を見やって苦笑された。

「さようでございましょうか」

「そちは太宰府に左遷され、遣唐使の務めをはたすことで復権をはかろうとしている、そうであろう」

「おおせの通りでございます」

「朕も位を奪われて逼塞(ひっそく)しているが、鑑真上人に菩薩戒(ぼさつかい)をさずけていただくことで、三宝の真の奴(やっこ)になろうとしている。俗世を超えた力を身につけ、国...

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日経朝刊連載小説、安部龍太郎「ふりさけ見れば」(西のぼる 画)のバックナンバーをまとめたページです。初出から50日間お読みいただけます。

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