65歳からのお仕事図鑑 業種は?時給は?
人生100年の羅針盤・長く働くために
[有料会員限定]
人生100年時代を迎え、シニア世代のセカンドキャリアに注目が集まっている。「70歳まで働ける社会」に向けて国や企業は対応を進めるが、全員がそのまま今の職場で働き続けられるわけではない。終身雇用が大前提だった世代の多くが、数十年ぶりに直面する「お仕事」探し。リアルな選択肢を探ってみた。
労働政策研究・研修機構の調査(2019年)で「65歳以上の希望者全員をできるだけ雇用したい」とした企業は42.7%で半数以下。一方、総務省の労働力調査(2020年)では、65歳以上の役員を除く雇用者約510万人のうち、パートや派遣など非正規が約390万人と8割近い。嘱託などの形で働き続ける道もあるが、「今の職場から離れ、非正規で働く」のは現実的な選択肢だ。
マイナビの調査では「販売・接客」「警備・交通誘導」「清掃」「介護」「事務・デー...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1183文字