コロナ下の少子化対策は 女性任せ脱却・若い夫婦支援
[有料会員限定]
新型コロナウイルスは少子化にも深刻な影響を及ぼしている。2020年5月以降、妊娠届が前年比を大きく下回り、出産を先送りする産み控えが広がっている気配だ。長年の少子化トレンドに歯止めがかからない中で生じた緊急事態。どうすれば少子化の流れを変えられるのか。2人の識者に話を聞いた。
「子供に不寛容な社会変える」
アジア開発銀行駐日事務所代表・児玉治美氏
――長らく海外で暮らし、2019年に18年ぶりに...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2335文字