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希望出生率とは 「1.8」戦後初の政府目標

きょうのことば

▼希望出生率 若い世代の結婚や出産の希望がかなったときの出生率の水準。「いずれ結婚するつもり」と答えた未婚者が約9割を占めた調査を前提に、夫婦が予定する子どもの数(2.07人)に離婚などを勘案し、1.8を想定した。2015年秋、戦後初めて政府が公式に掲げた出生率目標であり、20年に策定された現行の少子化社会対策大綱にも「令和の時代にふさわしい少子化対策」の目標として盛り込まれている。

出生率とは一般的に合計特殊出生率を意味し、1人の女性が一生の間に産む子どもの数を示す。20年の出生率は5年連続で低下し、1.34まで落ち込んだ。現在の人口規模を維持するのに必要な人口置換水準(00年以降はおおむね2.07)には遠く及ばず、希望出生率の水準も1984年(1.81)以降、実現できていない。

世界でも先進国を中心に多くの国・地域で出生率低下が進む。なかでも日本は深刻な低出生社会に陥る分かれ目とされる1.5を95年以降下回り続けている。産みたい人が産める環境づくりが必要だが、従来の施策の延長では希望出生率はおろか、1.5までに引き上げるのも困難な状況だ。

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