トヨタ、3年ぶり対面での入社式 「楽しんで仕事を」

トヨタ自動車は1日、愛知県豊田市内の本社で入社式を開いた。オンラインではなく、対面中心で開催する入社式は3年ぶり。1日付で1104人が入社した。豊田章男社長は「人は喜々としてやっている人のところに集まる。どんなことでも楽しんで仕事をしてほしい」と新入社員を激励した。
豊田市内の本社内のホールに新入社員約1000人を集めて開催した。入社式では、2021年に脱炭素化の実現に向けて水素エンジン車で参戦したレースの映像を披露した。豊田氏は「すべてをEV(電気自動車)にしないといけないとの声もあるが、少し違うと思う。トヨタは世界中のお客様に選択肢を残しながらカーボンニュートラルを実現する」と語り、挑戦や仲間作りの重要性を訴えた。

トヨタは2020年は新型コロナウイルス感染拡大もあり入社式を中止し、21年はオンライン形式で開催していた。
関連企業・業界
企業: