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部活でのいじめ行為認定 第三者委、名古屋中1自殺で

名古屋市名東区で2018年、市立中学1年の斎藤華子さん(当時13)が自殺した問題で、市が設置した第三者による再調査委員会は30日、市に報告書を提出した。同じ部活の部員にいじめと認められる行為があったと認定した。同時に、いじめのみが自殺の契機になったとは断定できず、複合的な理由だったと指摘した。

河村たかし市長は30日、報告書を父信太郎さん(49)に手渡し「なぜ助けられなかったのか。本当に申し訳ない」と陳謝した。

報告書では、部活動の練習中、斎藤さんが練習相手を頼んだのにある部員が無視し、他の複数の部員も練習を手伝わなかった。これらの行為をいじめと認めた。

また、斎藤さんは学校で居場所を見いだせず、自己肯定感を低下させていったと分析。部活の試合でのミスや練習での疲労が重なった結果、ストレスが限界まで蓄積して自殺に至った可能性が高いとした。

再調査委は、斎藤さんの死後、市教育委員会が他の生徒に簡易な聴取しかせず、資料も散逸させるなどずさんな調査を行ったと批判した。再調査は20年3月に開始し、同級生や部活の部員、教員ら計72人から聞き取りをした。

斎藤さんは17年9月に大阪府から転入し、同11月からソフトテニス部に所属。18年1月、部の顧問が引率する合宿のため自宅を出た後、マンションから転落しているのが見つかった。遺書はなかった。

19年4月、市教委の第三者委員会は「いじめは認められなかった」とする調査結果を答申。信太郎さんは「調査は不十分」として再調査を要望し、改めて調査が行われていた。〔共同〕

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