日本特殊陶業、純利益41%増 22年4〜12月期

日本特殊陶業は30日、2022年4〜12月期の連結純利益(国際会計基準)が前年同期比41%増の593億円だったと発表した。主力の点火プラグや半導体製造装置向け部品の販売が堅調だった。円安も追い風となり利益を押し上げた。売上高にあたる売上収益は17%増の4192億円。23年3月期の業績予想は据え置いた。
日本特殊陶業は同日、22年2月1日〜23年1月29日に最大650万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.19%)、100億円を上限に計画していた自社株買いが、取得ゼロだったと発表した。同社は「持続的な成長の実現を目的とした他社との連携やM&A(合併・買収)などを検討した結果」と説明している。
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