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トヨタ世界販売6%減513万台、首位は維持 1~6月

トヨタ自動車が28日発表した2022年1~6月のグループ世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)は前年同期比6%減の513万台だった。2年ぶりに前年割れしたものの、独フォルクスワーゲン(VW)を上回って上半期として3年連続で首位となった。前年より新型コロナウイルスの影響が緩和されたアジアでの販売が比較的好調だった。ただ半導体など部品不足は続いており、生産の安定に向け先行きは見通せない。

VWの1~6月の世界販売台数は22%減の387万台。トヨタでは販売台数の減少を抑えられた要因として「中国で需要が底堅いセダン『カムリ』や欧州で投入した新型小型車『ヤリス』などが顧客の支持を得られている」と話す。

「トヨタ」「レクサス」ブランドに限ると世界販売は6%減の469万台だった。地域別でけん引したのは中国を含むアジアだ。トヨタは中国を含むアジアで3%増の156万台を販売した。カムリや多目的スポーツ車(SUV)の「ワイルドランダー」といった車種が好調だった。中国では7%減少したが、インドネシアとタイでそれぞれ21%増えた。各国でコロナに伴う移動制限の緩和が進み、車の需要が回復した。

一方、販売の落ち込みが目立つのは北米や日本だ。北米では17%減の122万台、日本では19%減の65万台だった。いずれも半導体などの部品不足により生産が混乱し、消費者に車が届かないことが要因だ。

「トヨタ」「レクサス」ブランドの世界生産は4%減の435万台だった。国内生産は18%減の127万台と新型コロナの流行が始まった当初の20年1~6月を下回った。福島県沖地震や取引先へのサイバー攻撃など特殊要因に加え、レクサスなど多数の半導体を使う車種の生産が多いためだ。

海外生産は4%増の308万台と過去最高だった。中国で生産能力を増強したうえ、前年同期に新型コロナの影響で落ち込んでいた反動が表れた。ただ、半導体を多く使う車種が多い北米では7%の減少。トヨタでは「8月以降は生産回復を見込んでいるが、新型コロナや半導体などで見通せない状況が続く」としている。

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